心筋症と闘う広島男子と英国女子の記録

2015年4月に国の指定難病である「特発性拡張型心筋症」を発症。 大阪大学病院にて補助人工心臓(Heart MateⅡ)装着手術を受け、心臓移植待機者となる。 その間、発症からの心境を記したこのブログを開設する。 2016年には高校教師として社会復帰を果たし、現在は闘病中に見つけた『人生で本当に大切なもの』を伝えるために広島を中心に介助者でもある英国女子の妻と共に活動中。

正々堂々

先日は広島県内の小学校で小学5,6年生+地域、保護者の方々、約300人を前に「生きる」を発信してきました。

 

とりあえず「笑いをとる」という目標はクリアしてきました!

 

自分の体のことや、命のこと、大切な事は話すけど、でも、笑うって自分の中ではすごく大切なこと。

 

最後はいつもの言葉を贈りました。

 

今回は小学生対象であったこともあり、臓器移植についてはあまり深くは触れませんでしたが、

講演会のあと、感想発表というコーナーで1人の保護者が自身の運転免許証を高く掲げながら、

 

「私はこの免許証に臓器提供の意思表示をしています。自分にもしもの事があったら、必要な人に提供したいです。

 

でも、私の夫と息子は反対しています。だから、うちでは家族で話し合う時間を作っています。

 

強制ではありません。
だけど、臓器提供の意思表示について家族で考えてみることが、命を考えること、命を大切にすることに繋がると私は思います。ぜひ皆さんも意思表示について考えてみてください」

 

とマイクで会場全体に呼びかけました。

 

私はその保護者の方の言葉を聞きながら、溢れそうになる涙を必死にこらえました。

 

誰かの善意で繋がる私の命。
私は正々堂々と生きたい。
誰かの善意で受け取る心臓と一緒に。

 

今日の出会いにありがとう。

f:id:moai9rin3DK:20171001213712j:plain

f:id:moai9rin3DK:20171001213726j:plain