心筋症と闘う広島男子と英国女子の記録

2015年4月に国の指定難病である「特発性拡張型心筋症」を発症。 大阪大学病院にて補助人工心臓(Heart MateⅡ)装着手術を受け、心臓移植待機者となる。 その間、発症からの心境を記したこのブログを開設する。 2016年には高校教師として社会復帰を果たし、現在は移植医療の啓発と闘病中に見つけた『人生で本当に大切なもの』を伝えるために広島を中心に介助者でもある英国女子のパートナーと共に活動中。

海の向こうの家族

こんばんは。

 

「忙しい」という日常は、求めていたものであると同時に、そこで満足してはいけないという気持ちになります。

 

「自分にしかできないこと」

サウザーさんから教わった言葉を少しずつ実践していく準備をしています。

 

さて、この世の中には、「代わり」となるものはいくらでも存在するように思います。仕事などは特にそうかもしれません。「自分が....」という思いはあったとしても、実はその代わりはいくらでもいる場合が多いにある気がします。

 

しかし、この世には「代わり」が存在しないことがあります。それは「家族」です。

あなた自身を置き換えた時に、その代わりはこの世には決して存在しないはずです。

私はこれまで家族の存在や絆は軽んじてきたし、大切さは頭では分かっていたとしても、行動や気持ちにはうつすことはできませんでした。

 

この病気になって感じ学んだことは、ごく当たり前のことばかりです。

そのうちのひとつが「家族」

今まではいつかいつかと漠然と考えていた家族との時間も、自分の人生がどこまで続くか分からなくなってしまってから、急にこの上なく愛おしくなってしまいました。

 

しかし、急に切なく苦しく思う時があります。

それはリンジーの家族のこと。

私が大切にしたい家族と同じようにリンジーにも大切な家族がイギリスにいます。

      f:id:moai9rin3DK:20161219214021j:plain

しかし、国際恋愛はどうしてもどちらかの家族と離れ離れになってしまいます。   

         f:id:moai9rin3DK:20161219214126j:plain

リンジーには大切な家族のそばにいてほしいと思うけれど、今の私の心と体ではどうすることもできません。

 

イギリスの家族のことを考えると何が正解なのがわからなくなり、急に不安になることも多くありました。向こうの家族が本当は、こんな私のことをどう思っているのか考えてしまうこともありました。   

       f:id:moai9rin3DK:20161219214448j:plain

でも、自分の中でどうしたいかは分かっています。

 

先週末からリンジーはイギリスに3週間ほど帰りました。久しぶりの母国の空気、文化、そして家族との時間をいっぱいに楽しんでもらえたらと思います。

       f:id:moai9rin3DK:20161219214626j:plain

リンジーにとってイギリスの家族は代わりのない存在で、

私にとって日本の家族は代わりのない存在で、

そして、私にとってのリンジーも代わりのない存在です。

 

ひとつひとつ人生が前に進んでいく。

この感覚を味わうためにもっともっと長生きしたいと切実に感じます。

 

この年末年始、家族との時間をさらに大切に過ごしてみようと思います。

 

いつもありがとうございます!!

にほんブログ村 病気ブログ 心筋症へ にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へ

 

PS. 今日、心が温まる事がありました。お気持ちは私が補助人工心臓の予備バッテリーとコントローラーを入れて常に持ち歩くカバンに取りつけさせてもらいました。ありがとうございます!お会いできる日を楽しみにしております。