心筋症と闘う広島男子と英国女子の記録

2015年4月に国の指定難病である「特発性拡張型心筋症」を発症。 大阪大学病院にて補助人工心臓(Heart MateⅡ)装着手術を受け、心臓移植待機者となる。 その間、発症からの心境を記したこのブログを開設する。 2016年には高校教師として社会復帰を果たし、現在は移植医療の啓発と闘病中に見つけた『人生で本当に大切なもの』を伝えるために広島を中心に介助者でもある英国女子のパートナーと共に活動中。

共に青春、共に成長

昨日、私が担当する2つの部活の生徒たちに、先日放送された「命をつなぐ そして希望をつなぐ」を見てもらいました。

 

先生としての自分が、生徒に見せるというのは、ちょっぴり恥ずかしいような、ちょっぴり気まずいような感覚もありました。

 

でも、この生徒たちは4月から私の病気を理解し、一緒に物事に取り組んでき子たちであり、この子たちなら見せたいし、見てもらいたいと思いました。

 

実際に放送の中で登場している子たちもたくさんいて、「〜さん、出演しとるね〜」「おっ!でたでた!」なんて、私は上映中にふざけて生徒に声をかけながら盛り上げる予定でしたが、

 

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みんな、シーン..... 。

 

として見ていました。実際に見ている時の表情は見れなかったけど、真剣に見てくれていることは肌で感じることができました。

 

上映が終わったあと、生徒たちにはこう声をかけました。

 

「見てくれてありがとう。これからも今まで通りよろしくね。共に青春し、共に成長しよう。」

 

この子たちにはこれ以上の「言葉」は必要ないな。と感じました。もう十分に分かってくれてる。

 

「命」「希望」という巨大な「何か」は、探し求めようとすると、あまりに大きすぎて、いっぺんには視界に収まりきらないのかもしれない。

 

でも、本当は今あなたの目に写っている、その「光景」こそが探し求めている「命」や「希望」の断片かもしれない。

 

見終わった後の1人1人の表情を見ている時、家族と放送を見た時とは少し違う感覚、感情が沸き上がりました。

 

「補助人工心臓をつけて良かった」

「勇気を出して社会復帰して良かった」

 

私にとって、きっと、この生徒たちとの出会いこそが、私の「命」「希望」の断片なのかもしれません。

 

ありがとう、これからもよろしくね。

 

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