読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

心筋症と闘う広島男子と英国女子の記録

2015年4月に国の指定難病である「特発性拡張型心筋症」を発症。 大阪大学病院にて補助人工心臓(Heart MateⅡ)装着手術を受け、心臓移植待機者となる。 その間、発症からの心境を記したこのブログを開設する。 2016年には高校教師として社会復帰を果たし、現在は移植医療の啓発と闘病中に見つけた『人生で本当に大切なもの』を伝えるために広島を中心に介助者でもある英国女子のパートナーと共に活動中。

「あー、いーなー、羨ましい...」

実家の広島に戻ってきてはや3週間が経ちました。来週は外来検診で大阪へ戻ります!

最近もっぱら考えることは「これからどうしようかな.....」ってこと。
モヤモヤとウズウズが混じったモヤウズ〜な気持ちです。

 

こんな自分に何ができるのか、重い心臓病を持って仕事なんかできるのか、体力は続くだろうか、人に迷惑をかけてしまわないだろうか、誰も自分の事を知らない所で自分の障がいの事なんて分かってもらえるんだろうか...
とネガティブな思いがぐるぐる巡り、障がい者としての社会復帰が大きな大きな壁のように立ちふさがっているようでした。

そんな時、ふと、元同僚のアメリカ人の英語の先生と2年前に話していた事を思い出しました。その先生は学生時代はアメリカンフットボーラーで、その後はビジネスマンとして会社も経営していたのに、アメリカの異常な競争社会に疲れたっと言って広島に来た一風変わった人でよく話を聞いてもらっていました。

 

ある日、その人にぼんやりとした自分の夢、やりたいこと、でも、それはとても難しいだろうし、自分の中でちゃんと定まってるわけでもないしなー、なんて軽い感じで言うとその先生は真顔でこう答えてくれました。

 

「自分がやりたいと思って望んだ道は決して簡単じゃないよ。なぜならそれは自分の力で扉を開いていかないといけないからね。他人に与えられた道じゃなく自分が信じた道を進むならば、そこには必ず大きな壁がある。失敗したっていい。怖がらずに挑戦してごらん。うまくいかなくたっていい。それだけで君は一つ学んだんだ、がっかりしなくていい。それから自分なりに努力をして、いろんな人にアドバイスをもらって、もう一度その壁を見てごらん。そこにはきっと前には見えなかった別の道が見えてくるはずだよ。自分の道はそうやって少しずつ見えてくるもんなんだ。最初から分かってる必要なんて一つもないよ。やりたいと少しでも思っているなら挑戦すべきだ。最初から諦めたら絶対にダメだよ。人生はたった1度きりなんだ」と。

 

その言葉を思い出して気づきました。
私にはやりたいことがあった事。大きな夢があった事。たぎるような情熱があった事。

病気になったから、障がいを持ったから、心臓移植があるから.....いろんな壁に塞がれて、今にも情熱の火が消えてなくなりそうな時に、大切な言葉を思い出しました。

世界で映像の仕事をするためにカナダで頑張っている仲間がいる。教育を勉強しに海外に出ようとしている同志がいる。いつの間にか「あ〜、いーなー。自分ももう一度やりたかったなー。羨ましいなー。」と思うようになっている自分がいた。
でも、本当は違う。自分もやりたい。まだまだプレーヤーとして勝負したい

たとえそれが難病や障がいといった大きな壁でも、挑戦してみたい。ダメでもいい。
でも、挑戦する。だって人生は一度きりだから。

 

っというわけで、現在次のステップに向け準備中です!

 

最後にイギリスへ帰省中のリンさんからの写真中継です。

f:id:moai9rin3DK:20160117231958j:plain

リッチフィールドの聖堂

f:id:moai9rin3DK:20160117232015j:plain

f:id:moai9rin3DK:20160117232034j:plain

愉快な仲間たち

f:id:moai9rin3DK:20160117232211j:plain

f:id:moai9rin3DK:20160117232223j:plain

家の大きな庭。羨ましい....。今は雪のようです。

f:id:moai9rin3DK:20160117232236j:plain

遠く離れていても同じ空の下、この鳥のように前に向かって少しずつこれからも共に歩いていきましょう。