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心筋症と闘う広島男子と英国女子の記録

2015年4月に国の指定難病である「特発性拡張型心筋症」を発症。 大阪大学病院にて補助人工心臓(Heart MateⅡ)装着手術を受け、心臓移植待機者となる。 その間、発症からの心境を記したこのブログを開設する。 2016年には高校教師として社会復帰を果たし、現在は移植医療の啓発と闘病中に見つけた『人生で本当に大切なもの』を伝えるために広島を中心に介助者でもある英国女子のパートナーと共に活動中。

広島ナウ 第1章「原点回帰」

先週の金曜日の夕方ある場所へ。

そこは小学5年の時にレスリングと初めて出会った場所。そして、中高、大学、社会人、どんな時もレスリングを「好き」だと気づかせてくれた場所。

 「やっとここに帰ってこれた」

椅子に座ってマットを眺め目の前の子どもたちと昔の自分を重ね合わせながら、いろんなことが頭に浮かぶ。

自分が将来こんな状況になるなんて、人生の中でレスリングができない時が来るなんて夢にも思わなかった。毎日、練習練習で嫌になることはたくさんあったけど、今はレスリングが愛おしくてたまらない。練習の最後にみんなの前で挨拶をした時、いろんな感情・思いが自分の中で整理しきれず大粒の涙が流れました。

春は初心者だったのに今ではすごいタックルで男の子を倒していた女の子、今ではチームを引っ張る兄弟、高校でもレスリングを続けることを選んだくれた中学生、そして今高校で頑張っている生徒。成長した子どもたちの姿を見て本当に元気をもらいました。

やっぱり自分の約82%(いや、もっとか...)はレスリングでできているんだなと再実感しました。

心から尊敬する先生方、一生懸命頑張る子ども達、それをサポートする保護者の方達に元気な顔を見せれたし、自分を育ててくれた場所に帰ってこれて本当に良かった....!ありがとうございました!!

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 保護者の方からこんなカッコええものをいただきました。絶対病気になんぞ負けられん!!

レスリング魂!!

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翌日は以前の勤務先の高校へ

急に仕事を辞めることになって、教職員の方々はもとより、生徒たちにも心配をかけてしまいました。学校に行くと下校時間はとっくに過ぎていたのに私が担任していたクラスの子らを中心に多くの生徒たちがのこってくれてました。

春からずーと心配だった生徒たちの元気そうな顔が見れて一安心。世話がやける奴らだったけど、やっぱりかわえーなーと。いろんな事情があったり、悩みを抱えている子らが多かったけど、心は本当に純粋でみんなええ子らでした。何回も衝突したし、いろんな失敗もしたし、うまくいかなかったことの方が多かったけど、生徒からの手紙だったり、言葉に本当に救われました。

急展開で何の準備もないまま高校教員になり、責任を最後まで果たせずに退職してしまって、本当に悔しい...。でも、自分はやっぱりこの仕事がやりたいんだなと再認識できました。私にとっては今では母校以上に大切な高校です。

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生徒達よ!いつも応援してるぞ!!おれは絶対にカムバックするから!

 

今回の広島帰省でやりたかった事、ひとつめは「原点回帰

自分にとって本当に大切な事。自分にとって本当にやりたい事

健康で普通に生活していた時には忘れがちだった事に、帰る事ができました。

自分がこれからどうなるか分からないのはめちゃくちゃ怖い。でも、だからこそ自分の原点は大切にしたい。そうやって生きていきたい。

 

Love the life you live. Live the life you love.  by Bob Marley
自分の生きる人生を愛せ、自分の愛する人生を生きろ